「生理痛は仕方ない」「我慢すればそのうち治まる」
そう思って、毎月痛み止めを飲んでやり過ごしていませんか?
でもその“我慢”、あとから思わぬツケがくることがあります。
この記事では、生理痛を放っておくことで起こりうる5つのリスクと、
今日からできるケアのヒントをご紹介します。
生理痛は、放置するものではなく“整える”ものです。
1.生理痛をそのままにしておくとどうなるの?
① 痛みが“普通”になって異常に気づけなくなる
毎月の生理で強い痛みがあるのが当たり前になると、
「これくらい大丈夫」「みんな我慢してる」と感じがちです。
でも実は、その“慣れ”が怖い。
体からのSOSを見逃し、本当は治療が必要な病気を長期間放置してしまうことも。
② ホルモンバランスが崩れ、自律神経も乱れる
生理痛は、ホルモンや自律神経のバランスの乱れとも深く関係しています。
放置していると、次のような症状が出ることもあります。
- 疲れやすい・眠れない
- イライラ・気分の落ち込み
- 肌荒れ・むくみ・便秘
生理痛だけでなく、日常全体に不調が広がる可能性も。
③ 仕事や生活の質が落ちる
「生理のたびに会社を休む」「薬を飲んでも動けない」
このような状態が続くと、仕事やキャリア、生活全体に影響が出てしまいます。
月に数日でも寝込んでしまうことが、長い目で見て大きなロスに。
④ 将来の妊娠・出産に関わる病気を見逃す
「ただの生理痛だと思ってたら、子宮内膜症だった」
「妊活を始めて初めて婦人科で異常が見つかった」
こんな声は少なくありません。
生理痛の裏に、子宮内膜症・子宮筋腫・排卵障害などの病気が隠れているケースもあります。
早めにケアすれば、将来の選択肢を広げられます。
⑤ “自分を後回しにする習慣”が身についてしまう
「いつか良くなるだろう」
「今は忙しいから」
――そうやって何年も放置すると、
“不調があって当たり前”という思考グセが染みついてしまいます。
体の声を無視し続けることで、
本来できたはずのことが、どんどんできなくなっていくのです。
2. 「ただの生理痛」じゃない可能性もある
実際に、生理痛を訴える方の中には以下の疾患が隠れていることがあります。
- 子宮内膜症
- 子宮筋腫
- 子宮腺筋症
- 卵巣嚢腫
- PMS(月経前症候群)
痛み止めで一時的にしのいでいるだけでは、根本的な解決にはなりません。
一度は婦人科での検査を受け、運動や生活習慣の見直しも並行して取り入れていくことが大切です。
3. 生理痛を根本から整える3つのポイント
① 呼吸を整える
浅い呼吸は骨盤内の血流を悪くし、生理痛を重くする要因に。
→ 横隔膜をしっかり動かす深い呼吸が、痛み軽減の鍵になります。
② 食事を見直す
甘いもの・カフェイン・小麦製品の摂りすぎは、
血糖値の乱れを引き起こしホルモンバランスに悪影響。
→ 鉄・マグネシウム・オメガ3など、ホルモンを支える栄養素を意識的に摂ることが大切。
③ 骨盤内の“詰まり”を流す
巻き肩・反り腰などの姿勢の乱れは、子宮周辺の血流を悪化させます。
→ 骨盤底筋や股関節周りの筋肉をゆるめるストレッチが有効です。
4.「生理痛をほっておく」は、未来の私にツケがくる。
生理痛は、「治らないもの」ではありません。
正しい知識とケアを重ねることで、体は必ず変わっていきます。
あなたが生理のたびに痛みに振り回されるのは、もう終わりにしませんか?
“体を守る選択”は、いつからでも遅くありません。
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