「くしゃみをした瞬間、ヒヤッとした」
「笑った時やジャンプした時に少し気になる」
そんな経験はありませんか?
誰にも言いにくくて、
「出産したからかな」
「もう年齢的に仕方ないのかな」
と、そのままにしている方も少なくありません。
でも、くしゃみで漏れるのは“年齢だけ”が原因ではないことがあります。
体の使い方や姿勢、呼吸の状態が関係していることもあるのです。
くしゃみで漏れるのはなぜ?
くしゃみをすると、お腹に一瞬で強い圧がかかります。
本来なら、その圧に合わせて骨盤の底にある筋肉(骨盤底筋)が自然に支えてくれるため、尿が漏れないようになっています。
ただ、
・姿勢が崩れている
・呼吸が浅い
・お腹にうまく力が入りにくい
・骨盤まわりが硬く動きづらい
こうした状態が続くと、支える力がうまく働かず、くしゃみや笑った時にヒヤッとしやすくなります。
「年齢だから仕方ない」と思っていませんか?
40代以降になると、女性ホルモンの変化もあり、筋肉や体の感覚が少しずつ変わりやすくなります。
すると、
「疲れやすい」
「姿勢が崩れてきた」
「下腹がぽっこりしてきた」
「呼吸が浅くなった気がする」
そんな変化と一緒に、くしゃみ時の尿もれが出てくることがあります。
だからこそ、
“漏れだけ”を見るのではなく、
体全体を整える視点が大切になります。
骨盤底筋だけ鍛えても変わらないことがある理由
「骨盤底筋トレーニングを頑張っているのに変わらない」
そんな声を聞くことがあります。
骨盤底筋は、実は呼吸や姿勢、お腹の筋肉ともつながって働いています。
例えば、猫背で胸まわりが硬く、呼吸が浅い状態では、骨盤底筋もうまく働きにくいことがあります。
そのため、
姿勢を整える
↓
呼吸が入りやすくなる
↓
お腹や骨盤まわりが働きやすくなる
という順番で整えていくことも大切です。
「鍛える前に整える」
という視点が必要な方も少なくありません。
小さな不安が、行動を狭くしてしまうことも
「出かける前にトイレを済ませる」
「映画や会議で少し不安になる」
「くしゃみをするとき身構える」
そんな小さな心配は、気づかないうちに毎日の自由を少しずつ狭くしてしまいます。
本当は、
思い切り笑えて、
外出を楽しめて、
好きな服を気にせず着られる体でいたい。
「年齢だから仕方ない」とあきらめる前に、
体の整え方を見直してみるという選択肢もあります。
体は、少しずつ変わっていくものです。
今の不調を我慢するためではなく、
これから先も心地よく過ごすために、
体との付き合い方を見直すきっかけになれば嬉しいです。

